PROFILE

私の造る作品の多くは、ITとは無縁な時代、誰もが経験したであろうさり気ない日常の一コマを切り取ったものです。
そして、「昔は良かった」ではなく、「昔もよかったのよ!」といったスタンスで作り上げております。
過ぎ去った昔への郷愁もありますが、近代化によって失われてしまった物の豊かさ、価値、本来何を幸せとして生きるのか?
作品を見ていただいた方々に、そんな想いを喚起し、考えるきっかけとなれば幸いです。

中村隆行(Takayuki Nakamura)

ペーパークラフト作家。昭和32年 山形県米沢市生まれ。大学卒業後、設計事務所や地元の商事会社に勤める傍ら、ペーパークラフトの制作を行う。平成28年・29年には山形県美展に入選。還暦を機にペーパークラフトの制作活動に専念。山形県内のみならず、全国で個展や出展を行っている。

中村隆行

[ 出版 ]

[ 展覧会 ]

  • 2019年 静岡ホビースクエア(静岡県)
  • 2020年 円形劇場フィギュアミュージアム(鳥取県倉吉市)
  • 2022年 噺館(山形県)

ペーパークラフトができるまで / その1「スケボー親子の休日」

工程1 / 1㎜程度の厚紙で足裏をカットします

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工程2 / カットした足裏

工程3 / マーメード紙(110㎏ )をくの字にカットします

工程4 / つま先の部分にハサミを入れ、先に膨らみを出します。

工程5 / 靴の側面ができました。

工程6 / 靴底と側面を接着します

工程7 / 靴の甲の部分に切り込みをします

工程8 / 別途、カットした側面部分に紐穴をあけます

工程9 / 紐穴を開けています

工程10 / 先に作ったパーツと貼り合わせます

工程11 / 細く切った紙を穴に通します

工程12 / 装飾してスニーカーが出来ました

工程13 / 馬ふん紙(110㎏)をカットし、お尻の部分をつくります

工程14 / 糊代を付け接着し鏝を使ってとがった部分をなじませます

工程15 / お尻のパーツができました

工程16 / 円筒形に作ったパーツです。膝の部分に切り込みをいれます。

工程17 / 足ができました

工程18 / ズボンに皺をつけ、下半身ができました。

工程19 / Tシャツをつくります。マーメイド紙を使ってます

工程20 / 肩と腕のパーツを貼り合わせます

工程21 / ラシャ紙(70㎏)をカットし手を作ります

工程22 / 手の部分を接合します

工程23 / 皺のパーツを貼り付けます

工程24 / 上半身もできました

工程25 / 帽子を作ります。6等分にカットしたパーツを丸めます

工程26 / 丸めたパーツにつばを接着します

工程27 / 8等分にカットし、髪を作ります

工程28 / 丸めて接着します

工程29 / 帽子と合わせてみます

工程30 / 髪型をカットします

工程31 / 髪型をカットしています

工程32 / さらに細かくカットして出来上がりです。

工程33 / 顔の部分をカットします。ラシャ紙(70㎏)を使用

工程34 / 接着しながら表情を作ります

工程35 / 鏝でしごいて突起をつぶし、なじませます。

工程36 / 少し表情が出てきました

工程37 / 鼻、ほほ等のパーツを貼り付けます

工程38 / 髪のパーツと合わせます

工程39 / サングラス等を加えて顔の出来上がりです。

工程40 / スケートボードを厚紙で作ります

工程41 / 板の部分

工程42 / タイヤのパーツ

工程43 / ボードとタイヤ

工程44 / 同じ要領で子供を作ります

工程45 / 完成です

ペーパークラフトができるまで / その2「花を持つ娘」

工程1 / 先ずは足から作ります。肌の部分はラシャ紙(70㎏)を使用

工程2 / お尻のパーツと脚のパーツ

工程3 / お尻、脚、足を接着します

工程4 / お尻のパーツと脚のパーツ

工程5 / 胴体と脚部の組み立て

工程6 / 腕のパーツ

工程7 / 手と首のパーツ

工程8 / 出来上がったパーツを接着して胴体の出来上がり

工程9 / 髪のパーツ。8等分にカットしたパーツを丸めます

工程10 / 髪型を整えます

工程11 / 顔のパーツ

工程12 / 接着して表情を作ります

工程13 / 髪と顔を合わせます

工程14 / 完成間近です。鼻などのパーツを作ります。

工程15 / 完成