「 お内裏様の休息 」 ひな壇上で、微動だにせず何時も立派に座っているお殿様。 たまにはのんびり休みたい。 上品な伽羅の香りに包まれた姫の膝枕に顔沈め耳をホジホジしてもらう。 極楽極楽、とろけるようなしあわせだ。